右脳について

あなたは右脳人間?左脳人間?

この章ではちょっと面白い実験をして見ましょう。あなたはずばり右脳人間か、左脳人間かを判断してみます。まず何も考えずに腕を組んでみてください。脳には利き腕や効き目と同じように「利き脳」というのがあります。右脳は左半身を制御しているので、無意識に腕を組んだときに左腕が上に来る人は直感的で創造力に富んだ右脳人間だと考えられます。

逆に右腕が上に来る人は論理的に判断力に優れた左脳人間だということになりますね。これは絶対的なことではないのですが、一般的にこういう傾向があるということになります。また男女間でも右脳と左脳の活性化には差があると言われています。男性は女性に比べ右脳が発達していて、女性は左脳が発達しているといわれています。

これは男性が立体に対する空間認識力があり、女性は言語能力に優れていることを示しています。その一方で男性は理論的で女性は感覚的だとも言うのですが、実務面では女性は事務職に向いているのに対し、男性は職人的な仕事を好む傾向にあります。

一方同じく手先を使う趣味でも男性がプラモデルなどの立体的なものを扱う趣味を好むのに対して、女性は手芸などの平面的な趣味を好む傾向にありますね。単純作業には女性の方が向いているというのも右脳と左脳の発達具合が男女間で違うせいかもしれません。

しかし世の中の全てがそうだということよりも一般的にはこのような傾向があるということで、男性よりも女性の方が右脳のセンス的な機能は発達しているともいえるでしょう。もう一つ面白い事例を紹介しましょう。

日本人に洋楽と邦楽を聴いてもらい、左右のどちらで聴いているのかを調べた研究があります。その結果、ヴァイオリンやピアノなどの西洋楽器は右脳で聴き、尺八や琴などの和楽器の音は左脳で聴く傾向があるというのです。また虫の音も欧米人は単なる音として右脳で捉える傾向があるのに対し日本人は風情として左脳で感じる傾向があるとの結果が出ています。左脳は言語感覚を司るので虫の音では無く虫の声という言葉が生まれたのかもしれませんね。