右脳について
右脳を使った偉人達
右脳人間は感覚的で創造的だと言います。という事は左脳人間よりも芸術文化で偉業を残した人も多いのではないでしょうか?この章ではこれまでの逸話から右脳人間だと思われる人達を国内外からピックアップしてみましょう。
先ずは日本からです。一人目は弘法大師です。いわずと知れた日本密教史に残る天才ですね。特に書は有名で嵯峨天皇、橘逸勢と共に三筆の一人と言われています。また記憶と語学の達人で中国語とサンスクリット語を習得したと言われています。二人目は南方熊楠 です。彼は博物学者でもあり民族学者でもありました。
特に、粘菌の研究については世界的な権威であったと言います。10歳の頃、蔵書家の「和漢三才図絵」全 105 巻全てを記憶し、帰宅後に挿絵も含めて書き写したと言われています。またロンドン留学時に10年間で19ヶ国語を習得したという逸話も残っています。三人目は日本が世界に誇る作家の三島由紀夫です。
彼の言葉に「私の書く本の中の登場人物は、私の頭の中で勝手に生きているのです。彼らの言動について私は何も知りません。そうして彼らはいつも私を驚かせます。実際私は頭の中の彼らの言う通りを紙に書いているだけなのです。ですから私は本を書くのにあたって特別に構想を立てるということをしたことがありません」とコメントしています。
また三島由紀夫さんと同じようなことを作家の内田康夫さんもおっしゃっています。また将棋で七冠を制した羽生善治名人は「終盤になると最終局面がイメージでき、その詰めどおりの棋譜になる」と述べています。羽生名人の場合は実際にNHKの特番で実験してみた結果、右脳が活発に動いていることが確認されています。海外ではレオナルド・ダ・ヴィンチなどが右脳人間だったのではないでしょうか?彼の業績についてはもはや言うまでもありませんね。
またピアノの天才の名を欲しいままにしたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトもきっとそうでしょう。かれは14歳の時旅先のローマで門外不出と言われたドミニコ・アッレーグリの「ミゼレーレ」9声部を聴いただけで暗譜で正確に書き起こしたと言います。