右脳のトラブル
右脳障害を引き起こす病気
脳に障害を引き起こす病気としては右脳左脳に関わらず、代表的なのが脳卒中ではないかと思います。脳卒中には次の4つのタイプがあります。
一つ目は日本人の3大死亡原因の一つである脳梗塞です。これは脳の血管が詰まって起こるものですが、脳梗塞は殆どの場合左脳で起こります。また脳梗塞のように血管が詰まるものに一過性脳虚血発作がありますが、こちらは一時的に目が見えなくなるとか半身麻痺が出る、言葉が出てこないなどの症状が出ますが一過性の言葉通り、再び血液が流れると症状は治まります。
脳卒中の中で右脳に直接起こる可能性があるのが脳出血です。脳出血とは脳内で血管が破れて出血し、そこに血種とよばれる血の固まりが出来てしまう症状です。血種によって圧迫された周囲の神経細胞が破壊されて脳卒中が引き起こされます。
脳出血は脳卒中全体の死亡の2割強を占めると報告されています。もう一つ右脳内で起こりうる脳卒中にはくも膜下出血があります。これは脳を覆っているくも膜と軟膜の間で動脈瘤が破裂して溢れた血液が脳を圧迫して起こる脳卒中です。
くも膜下出血の場合も意識不明に陥り、適切な処置が遅れると死に至る病気です。くも膜下出血の場合は脳卒中による死亡の1割を占めると言われています。脳卒中患者の場合突然の発作に襲われるというケースが多いのですが、気をつけていると前兆に気づく場合があります。
ただしそれらの自覚症状は軽いものが多く、普段は症状が治まるとそのまま放置されることが多いので注意しましょう。右脳内の脳卒中の場合はやはり右脳が司る能力に軽い症状が出ます。
最も代表的なのは物忘れが急に酷くなるとか、空間認識が困難になり、よくぶつかったり躓いたりするようになります。その他にも左半身に軽い麻痺がある場合も右脳内の脳卒中を疑ったほうが良いかもしれません。脳卒中以外にも右脳に障害を残すような病気には認知症があります。