右脳のトラブル
外傷性右脳障害
外傷性の右脳障害とは交通事故や頭部強打によって右脳内に障害が生じた状態の事です。脳損傷は麻痺などの身体的障害、認知力や読解力の低下などの知性的障害、表情が無くなったり、あるいは急に凶暴性が増したりといった感情的障害を臨床的に引き起こすほかにも、社会復帰や職場復帰が困難となる社会的障害を引き起こすことがあります。
脳損傷には閉塞性頭部損傷と開放性頭部損傷があります。開放性頭部損傷とは何かとがったものが突き刺さったり、銃で撃たれたりした場合に起こる脳損傷で、閉塞性の場合は頭部強打などで外見上は目だった傷は見当たらないものの、強い衝撃によって脳が頭蓋骨の内側で跳ね返りながら四方八方に急に動かされることで起こる脳損傷です。
症例としては閉塞性の方が開放性よりも多いようです。閉塞性頭部損傷が起こる原因としては衝突事故や転落事故、喧嘩によるものなどがありますが、他にも窒息や心停止あるいは溺死しにかけた事による無酸素症の合併症として引き起こされることもあります。外傷性の脳障害が右脳に発生した場合には右脳が司る能力に障害が残ります。
記憶喪失なども大量の記憶を司る右脳に起こる障害の一つです。それ以外にも左半身麻痺や斜視、全体を見渡すことが出来なくなる、空間認識力の欠如、聴覚障害などが起こりえます。また右脳障害が起こった場合には不眠症に陥ることもあります。その他一般的な症状としては吐き気や嘔吐、頭痛、うつ状態などがあります。
閉塞性脳損傷の場合は頭部を強打してからしばらくして症状が出る場合もありますので、頭部を強打した場合は念のため病院に行って診察を受けてください。